全旅連の活動情報

Sチャージ導入に向けた検討の開始(6月25日)

on 2024.06.26

by 事務局

〇6月25日 

 

今、日本には大変多くの外国人が訪れ、東京、京都、大阪などの大都市においては街中に外国人が溢れている状況になっていますが、一方で、地域に目を向けると、お祭り、伝統芸能、歴史的建造物や街並み、自然など、これまで大切に継承されてきた「地域固有の価値」がどんどん失われていっている現状があります。

我々宿泊観光産業をはじめとした地場の産業は、こうした「地域固有の価値」を資産として営んでおり、今のままでは地域の地場産業の衰退に歯止めがかからなくなってしまうかもしれません。

我々宿泊観光産業は、歴史的に見ても、歴史的、地域に支えられるとともに、地域を支えてきた、すなわち、宿と地域は共に歩んできたと言っても過言ではありません。今こそ、全旅連として、観光客の皆様とも協力して「地域固有の価値」を維持するお手伝いをする時ではないでしょうか。

そんな思いから、全旅連においては、この度、塚島青年部長をはじめとしたメンバーが、「Sチャージ(仮称)」(宿泊料金の何パーセントかを宿泊客にご協力いただき、地域の持続可能性(サステナビリティ)を高める取組(例:自然保護、歴史的建造物の保全など)に充てる仕組み)の導入について検討を開始しました。

全国各地から集まったメンバーが、それぞれの地域の思いを背負い、初回にも関わらず、2時間にも及んで大変熱い、充実した議論を繰り広げました。今後も毎月議論を行っていく予定にしています。全国の組合員の皆様も地域のために何ができるのか、是非考えてみてください。


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